もう開催も目前に迫ってきているMISOJI CALLING 2016。残りの出演者を対談形式で一気に紹介!Kidori Kidori、CHAI、Cettia、ギャーギャーズ、the cibo、ユナイテッドモンモンサン、fula、花柄ランタン、コロコロボンボンズ、ペケキング・テリー、GOODWARP、愛はズボーン、CUSTOM NOISE の13組を紹介。もうチケットの購入はお済ですか?まだ見に来るかた迷ってる人はこれを読んで即決すべし!これを読んで4/2のMISOJI CALLINGに遊びに来たら6倍楽しい! (対談:2016年2月)
Kidori Kidori
― Kidori Kidoriから
須田(ナードマグネット) 「きたー!」
古迫(craft rhythm temple) 「Kidori Kidori!!」
倉坂(The denkibran) 「きたね」
須田 「ずっとラブコールを送り続けて…」
倉坂 「去年のMISOJI CALLINGは、そもそもKidori Kidoriとかを呼ぶキッカケを作りたいな…って、はじめたイベントなんで…(笑)」
ー うん。呼びてーな!って
倉坂 「まぁ、去年は断られましたが(笑)」
古迫 「MVは…これですかね?」
須田 「うん。これ!」
倉坂 「もう、Kidori Kidoriは曲なんでも良い!」
古迫 「僕、この曲大好きなんで」
倉坂 「…出てくれるとは実は思ってなかった…」
ー うん。出てくれるだけで単純に嬉しい!
倉坂 「個人的に…たまに電話したりはするんですけど、Voマッシュはマニアックな音楽の話をできる人を常に求めてて…(笑)。まぁ、僕はそこまでマニアックじゃないんですけど、ギリギリ彼についていけるぐらいの感じなんでね」
ー はい
倉坂 「この前もマッシュからお勧めを教えてもらったりとかしながら、ブラジル音楽は…みたいな話で1時間ぐらい電話してました(笑)」
古迫 「昔からめちゃくちゃ音楽に対しては貪欲ですよね」
倉坂 「この雰囲気の曲で、いわゆる今の邦ロックシーンの中にいてるのはすごいっすよね。どうなってんのかな?って」
須田 「この前の「!」ってアルバムで大胆な方向転換をしたじゃないですか?」
倉坂 「うん。あのアルバムは本当に良かった」
須田 「前に、僕とマッシュ君と倉坂さんとで、天王寺のFireloopでトークイベントをやったんですよ。その時に出て面白かった話が、マッシュ君…僕より年下でまだ若いのに、天井に細野晴臣のポスターを貼っている…っていう(笑)」
倉坂 「寝るときに細野さんを眺めながら寝る(笑)」
古迫 「笑」
須田 「そんな話を聞いていたので、遂に…!って感じがしました。やりたかった事ってこれなんだろうな…って」
倉坂 「初期の英詞の頃から、Kidori Kidoriって海外に向けて発信していったらいいんじゃないの?とか僕は言ってたんですが、当の本人は”僕、帰国子女なんで逆に海外にあんまり夢を見てないんですよ”とは言ってた。だから最初期の頃から、日本人に…国内に向けて音楽をやってる…っていう意識はあったみたいよ」
ー へー…!
倉坂 「Kidori Kidoriに関しては、付き合いもけっこう古いとこなんでね…東京に行っちゃって正直、淋しかったので、こういうイベントなんかで絡む口実が欲しかった…っていうのもあるんですけどね」
ー 2012年の倉坂祭りに出てもらって以来ですか?
倉坂 「あれはソロ出演だったけど…。さかのぼれば、craft rhythm templeもKidori Kidoriをイベントに呼んだりはしてたもんね?」
ー ああ、club☆Jungleでやってたイベント!CUSTOM NOISEとかも出てたやつですよね
須田 「ああ、そうだ!そうだ!」
古迫 「そうです。まだ僕らが売れようとしてた頃のイベント(笑)!」
一同 笑
古迫 「あの頃って…Kidori Kidoriって売れてるバンドじゃなかったじゃないですか?まだ若手…っていう感じで」
ー はい
古迫 「後出しみたいにはなっちゃいますけど、このバンドは絶対売れるやろうな!とは思ってたんですよ、僕!」
倉坂 「うん。うん」
古迫 「ちょっとね…自分の先見の明をね…(笑)」
ー 笑
倉坂 「The denkibranも一応、Kidori Kidoriの初企画イベントに呼んでもらったんですよ?…と、俺も後出しジャンケンに必死になってみる(笑)」
ー CLAPPERでやったイベントですよね!CUSTOM NOISEも出てたやつ!
倉坂 「どこにでもいる、CUSTOM NOISE(笑)!」
古迫 「音楽の好き嫌いがはっきりしてる子じゃないですか?昔から”クラフト兄さん!かっこいいっす!”とは言ってくれてたんですよ。…それがすごく嬉しくて。全然、年下なんですけど…元々、尊敬してるぐらいの感じでした」
倉坂 「俺もそんな感じ。色々と音楽の話は教えてもらったりしてた。」
ー マッシュ君って知らない音楽あるのかな?って感じですもんね?昔、民族楽器のカリンバのイベントがあって、お客さん10人ぐらいしかいてなかったんですけど、横で1人でやたら踊ってる兄ちゃんがいるな…と思って見てみたらマッシュ君だった(笑)
一同 笑
倉坂 「3拍子で4つ打ちみたいな事をやったり…色々とそういう音楽的に面白いとこに注目してもらえたら嬉しいですね。日本詞になって最近ご無沙汰になっちゃってるようなファンがもしいたら、そんな人にも久しぶりに見て欲しい」
CHAI
ー 次は…これ、まだ謎…な枠になっちゃうかと思うんですが、名古屋のCHAI!
須田 「これは…ぼくはすごく楽しみですよ!」
倉坂 「ここ最近でknaveに来てくれたツアーバンドの中では、僕的にダントツの1位でした!」
ー この癖のある感じ…(笑)
倉坂 「なんて言ったらいいんやろうね(笑)?大阪で言うと難波ベアーズに出てるようなバンドの雰囲気…でもないし…」
ー そこまでのアングラ感はないですよね?ポップだし
倉坂 「うん」
ー これ、このMVを見たら、みんな気になって見に来るでしょ(笑)!?
倉坂 「うん。ライブがこのMVのまんまの雰囲気のテンションのライブをするの(笑)!」
須田 「もう、それ最高じゃないですか(笑)!!」
古迫 笑
倉坂 「壊れ方が、ちょっと…頭おかしいじゃないかな…って(笑)」
須田 「この曲、ちょっとBeastie Boys感ありますよね!」
古迫 「それは僕も思いました!」
倉坂 「それ!それ!Beastie Boysの雰囲気!でね、演奏が上手いんですよ。この雰囲気の女の子のバンドにありがちな”ヘタウマ”な感じじゃなくてしっかり上手い!この前見た時はなんかファンクっぽくなってた(笑)」
須田 「この人たち…ライブを見たら、僕めちゃくちゃ好きになる予感がする…(笑)」
ー もう音楽性がどうとか抜きにこのMVを見たら、みんな気になると思う。逆に気にならない人がいたら教えてほしい(笑)
須田 「これは楽しみですね…」
倉坂 「CHAIにね、”ガールズバンド”とか”ギャルバン”って言ったら怒られるの。”世界3位の おんなバンド を目指します”って言ってた(笑)」
古迫 「3位…。ああ、1位と2位はすでにいるんですね(笑)」
ー ガールズバンドって感じはそもそもないですけどね(笑)
古迫 「気になる要素しかない感じですね」
倉坂 「まだ、未CHAIの方は、ぜひMISOJI CALLINGで初CHAIをしてください!」
Cettia
倉坂 「セティやん!…これは…誰の推しになるんですかね?誘ったキッカケは年末のHOOK UP RECORDSのイベントで僕が共演した時に、出演してよ!と声はかけましたけど…」
ー Cettiaは…須田君も僕も仲は良いですし…
須田 「王将会ですかね?王将会出身…(笑)」
ー 関西に帰ってきたら、一緒に王将に行くメンバー…(笑)
倉坂 「じゃ、林青空に続き、王将会推薦枠ですね。天下のUKプロジェクトの若手を捕まえて…(笑)」
ー 元々関西にいた子だし、これからもっとがんばって欲しいな…というのもあって
須田 「今は19歳でしたっけ?」
古迫 「craft rhythm templeとThe denkibranで作ったコンピCD”あそこにない音楽”に曲をもらった時は、まだ高校生でしたよね?」
ー あの時はまだCettiaはデモ音源も発売してなかった頃ですもんね
倉坂 「先見の明ですね」
ー 俺、先見の明はあるよ!
倉坂 「Cettiaはまだ音源もないから、これが初音源って事になれば、このコンピに価値が出るはず!とは言ってた(笑)」
ー 古迫君はCettiaと一緒にやった事はあったっけ?
古迫 「ありますよ!一応、去年のMISOJI CALLINGのプレイベント的な無料ライブに出てもらってたんで、craft rhythm templeも一回だけ共演はしてますね」
ー ああ、そうか!
須田 「UKプロジェクトからリリースしてる音源は…けっこうロックな感じになってきたじゃないですか?でも…MISOJI CALLINGの時はたぶんソロで出演ですよね?」
ー たぶん…
須田 「ギター一本!」
ー 見る度に成長はしていってますもんね
倉坂 「この前、The denkibranが一緒にやった時のCettiaはね…ちょっと成長が計れないライブだったんですよね。”大阪時代のバンドメンバーで今日だけは好きにやらせてください!”って雰囲気だったんでね」
ー そんな感じのライブを実際にしてましたよね
倉坂 「東京で彼女がどういう経験を積んで、実際どれぐらい成長したのか?何を普段から考えて、今どういう風に戦ってるのか?というのは見えにくいライブではあった」
古迫 「はい。はい」
倉坂 「というわけでね、色々な経験を積んで本当の意味でどれぐらい成長したのか!?っていうのを…」
ー はい
倉坂 「しっかりと見せていただきたいもんですね!小娘に!」
ー この前のライブでThe denkibranとCettiaが共演した時に、そんなやり取りしてましたね(笑)
倉坂 「うん。俺がCettiaに”小娘!叩き潰してやる!”みたいな事ばっかり言ってました(笑)」
古迫 「という事は今回も、しっかり叩き潰さないと駄目ですね」
倉坂 「がんばります」
ー 良い曲を書く子ですよね
須田 「良い歌を歌います」
倉坂 「人間的に成長していくのがね、そのまんま曲になっていくような年齢なんでね…」
須田 「そう。そう」
ー 成長していってね。今だと大きいステージでやる機会も増えてるだろうし…謎のステージ度胸はずっとある子ですしね
倉坂 「うん。Cettiaの初ライブから一応、見てるんだけど、最初から根性は座ってましたよ」
ー 今回のMISOJI CALLINGでもしっかりやってくれることでしょう
古迫 「うん。そうですね、しっかり成長して帰ってきてくれてるでしょうし。…だからThe denkibranの仕事は…」
倉坂 「Cettiaを叩き潰す!?」
古迫 「はい。Cettiaに”わたし、まだまだやった”…って思わせること…(笑)」
倉坂 「え~~!!こいつ、何をやっても、たぶんそんなこと思わへんもん(笑)!」
笑
ー 久しぶりに大阪に帰ってきてね…
古迫 「里帰りですからね」
倉坂 「俺が冷たいぶん、須田お兄ちゃんが帰ってきたら優しくしてくれるから」
須田 「はい。みなさんで”おかえり”と言ってあげましょう」
ギャーギャーズ
ー ギャーギャーズは倉坂さんが一番付き合いは長いんですかね?
倉坂 「そうですね…」
古迫 「僕、この前、ライブを見たんですけどギャラクティカファントムビーナスをアカペラで歌いながら走り回ってましたよ(笑)」
笑
古迫 「めっちゃ面白かったですよ!」
倉坂 「ギャーギャーズは…ザ・ニトロキッチンズという前身バンドがあって一応、その頃から知ってはいます」
須田 「ニトロキッチンズ?」
倉坂 「うん。たぶんギャーギャーズを見つけた…っていうと大げさですけど、まともなイベントに誘ったはじめてのライブハウスの人はたぶん俺なんですよ」
ー ほー…
倉坂 「ライブハウスでブッキングの仕事はじめたての頃って、やっぱり出てくれるバンドも少ないし、出演バンドに困ってるじゃないですか?とりあえず知り合いのライブを片っ端から見に行ってたなかで、お!かっこいいやん!?って…」
ー そのニトロキッチンズの頃とは違ってたんですか?
倉坂 「うん。なんか雰囲気が変わってた。で、”最近のあいつら、かっこいいよ?”って、当時の身内に言ってまわったんですけど、誰も信じてくれなくて腹が立ったのは覚えてる(笑)当時はまだすごく…内輪からは格下のバンド扱いだったんで…(笑)」
須田 笑
ー ギャーギャーズはMVで女の子と何かをしたがる…っていう傾向が…(笑)
倉坂 「あれは、”美少女とロック”の企画やんね?」
ー みるきーうぇいの香織ちゃんも出演してましたよね?
須田 「みるきーうぇいの香織ちゃんに対する…蛭田さんの変態感が僕、大好きで(笑)!!」
笑
倉坂 「須田くんは蛭田と絡みある?蛭田とか普段からめっちゃナチュラルに女の子のおっぱいを揉んだりするやん(笑)?」
須田 「はい。ありますよ。ワクワクさんも酔っ払ったら強いですよね…(笑)。僕、ギャーギャーズはめっちゃ先輩と思ってたんですけど、ひとつ上なだけなんですよね」
倉坂 「逆に俺はギャーギャーズは出会った頃のイメージで止まってるから、いまだに22~3歳ぐらいのイメージだったりします。もう大人だな…って(笑)」
古迫 「ギャーギャーズは出会った頃から変わってないですよね」
倉坂 「漫画みたいなバンド。好き!」
ー ライブの爆発力はすごいですよね
倉坂 「最初の頃はね…ギターの弦が切れたぐらいでオドオドしてた時代もあったんですけど(笑)今じゃそんな頃の見る影もないぐらい爆発してるよね。感慨深い」
ー ミナミホイールでも大盛り上がりでしたよね?
倉坂 「うん。ミナホの時のギャーギャーズ、めっちゃ良かった!」
古迫 「爆発力すごいんですけど…ライブの最初の”ドコトン、ジャーン!!”がズレてたりしますよね(笑)そういうとこが人間臭くすごく好きです」
倉坂 「craft rhythm templeもギャーギャーズをイベントに呼んだりしてたよね?」
古迫 「いや、呼びたかったんですけど…スケジュールあわずで無理だったんですよ」
倉坂 「ギャーギャーズは正直そんなめちゃくちゃ上手いバンドではないじゃないですか?そういうところでcraft rhythm templeみたいなバンドがギャーギャーズをイベントに呼びたい!って言ってたのは意外であったり、けっこう感動したのは覚えてる」
古迫 「craft rhythm templeのメンバーは全員ギャーギャーズ大好きですよ!知り合ったのはけっこう昔なんですけど…。言ってみれば…craft rhythm templeとギャーギャーズってある意味、真逆なバンドじゃないですか!?」
ー 完全に真逆
古迫 「だけど、ギャーギャーズと一緒にライブをした時に、ギャーギャーズが僕らのことを受け入れてくれたのが嬉しかったんですよね。なんというか…ジャンルとか関係なく、音楽としてきちんと受け入れてくれる感じが嬉しかった!」
倉坂 「たしかに彼らの音楽の間口はかなり広いですよ」
古迫 「純粋に…”良いものは良いやん!”って子達なので…。ギャーギャーズの事はずっと好きですね。最近は…界隈が違い過ぎてこういう機会じゃないと絡めないんですけどね(笑)」
ー 今、craft rhythm templeとギャーギャーズが対バンのイベントって…
古迫 「誰も幸せにならないですよね(笑)」
須田 「でも、ギャーギャーズって…”そんなとこにも出るの!?”みたいなイベントにもよく出てますよね?めっちゃハードコアなイベントにも出てたり…。どこでもケンカできる感じはかっこいいですよね」
the cibo
須田 「the ciboは…言ってしまえば”ボイソニック枠”ですね」
ー FANJの店長こんぼいがやってるサーキットイベントですね
倉坂 「交換留学生みたいな感じですかね(笑)」
須田 「順を追って言うと、去年に開催されたボイソニックの時に”MISOJI CALLING枠を設けるから一組、MISOJI CALLINGからバンドを推薦してください”…と言われて、僕らが推薦したのは…」
ー 河内REDS!!
須田 「そう。僕らが河内REDSを差し出して…」
倉坂 「差し出して…(笑)!?」
須田 「生贄に捧げまして…(笑)。そうしたら河内REDSが良い感じにボイソニックをかき回してくれまして…。じゃ、今年はMISOJI CALLINGの方も…って事で”ボイソニック枠”として今回、the ciboに出演をお願いしました」
ー はい
須田 「the ciboは僕あんまり絡みがなくて…。ライブを一方的に見た事はあるんですけど…みなさん絡みは?」
倉坂 「一回、FANJでThe denkibranとして対バンはしましたけど…絡みっぽい絡みはないですねぇ…」
古迫 「バンドとしての絡みはないですけど、最近、メンバーが変わったじゃないですか?Bassに元The Sound’s Pierrerのミブ君が入ったので、僕らThe Sound’s Pierrerとは仲が良かったので、ちょっと距離感は近くはなったような気はしますね」
ー 神戸のバンドだけど、FANJのイメージが強いバンドではあるかも
須田 「”激情和製エモ”ってな感じですよね。ライブの登場SEが僕の大好きなCopelandっていうエモバンドの曲だったので、もう登場の時からめっちゃ上がったのは覚えてる!」
倉坂 「今回、ジャンル…界隈的にはアウェイといえばアウェイですよね?」
ー うん。そんななかでどれぐらいの事をやってくれるか!?
倉坂 「そう。逆にね、こういうMISOJI CALLINGみたいなイベントに来てくれるお客さんが、こういう雰囲気のバンドにふれるキッカケというか…間口になるバンドだと思うのでね」
ー ライブは当然かっこいいんでね!
倉坂 「うん。轟音でバーン!と来るかっこよさをわかりやすくライブハウスで体験できると思うのでね、ぜひ見に来てほしい!」
古迫 「Baのミブ君がすごく燃えてましたよ?界隈がまったく違うからワクワクします!…って。という事は…まぁ、やってくれる!って事でしょ!!…こんぼい のためにも(笑)!?」
倉坂 「うん。これでね、ショボいライブしちゃったら こんぼい の顔も潰れちゃうので…。それぐらいの気合は入ってるはずなので安心して見にいってくれ!と」
古迫 「今回はある意味、FANJ代表みたいなもんなんでね!」
ユナイテッドモンモンサン
ー ユナイテッドモンモンサンは…
倉坂 「須田君が一番つながりはあるんじゃないの!?エニクスパルプンテ時代からの…」
須田 「エニクスパルプンテの名前を出したら、本人達は嫌がりそうな気はしますが…」
倉坂 「え!?嫌がるの!?」
須田 「わかんないですけど…(笑)僕らはユナイテッドモンモンサンの前身バンド時代によく扇町パラダイスで対バンをしてたんですけどね」
倉坂 「The denkibranがよくファンダンゴに出ていた頃の最後のほうに…エニクスパルプンテもファンダンゴによく出はじめて…みたいなイメージですかねぇ」
須田 「ただ、前身バンドの頃と今では音楽性は全然違いますけどね…。実はナードマグネットがパワーポップにむかったキッカケっていうのはエニクスパルプンテなんですよ!」
倉坂 「へー!!」
ー なんかユナイテッドモンモンサンじゃなくて、エニクスパルプンテの話ばかりになってますが…(笑)
須田 「Voまつきょんがこれを読んで、いやぁ~な顔をしてそうな気がする(笑)」
ー eo Music Tryで優勝もしてますもんね
須田 「はい。その前の年にカルマセーキが優勝して、ユナイテッドモンモンサンが優勝して…ってなったので、だから僕らも次の年は!って、がんばってeo Music Tryで決勝に行ったんですよ」
古迫 「良い話!」
倉坂 「ユナイテッドモンモンサンになって…開けた感じっていうのはありますよね?エニクス…の時のかっこよさって”小さいライブハウスならではのかっこよさ”でしたけど、今は多くの人に向けて開けた感じのかっこよさな気がする」
ー とはいえ、ライブはやっぱり強いですもんね
倉坂 「うん。けっきょくライブを見たら、”ああ、その血筋のバンドか!”ってのはすぐにわかると思う。盛り上げ方とか、力技でお客さんをもってく感じとか…(笑)」
ー 盛り上げ方はやっぱり上手いですよね
倉坂 「Gtの大水君が、去年どっかで会った時に”なんでMISOJI CALLINGに僕らを呼んでくれないですか!?”って言ってくれたので(笑)、で年末に会った時も”なんで呼んでくれないんですか!?”って言ってくれたので(笑)じゃ今年は…と出演をお願いしました」
笑
ー 無事に出てくれることになって良かったですよね。ユナイテッドモンモンサンは、たぶん見た事のない人が見てもね、すごく楽しめるし、もっていかれるライブをしてくれるので…。とりあえずステージのまつきょんに煽られとけば…楽しめる気がする!
須田 「お祭り向きなバンドですよね」
ー 今回は、ユナイテッドモンモンサン、Bacon、ペケキングテリー…って扇町パラダイス色がけっこう濃い!
須田 「先輩方ですね!」
ー で、今は東京でバリバリやってますしね
倉坂 「安心して良い曲を聞いて、盛り上がれる鉄板なバンドだと思います!」
fula
ー 去年に引き続いてのfula!!
古迫 「fulaはね…もう何を言っていいのかわからないです…」
笑
古迫 「僕が…日本で一番がんばって欲しいバンドです(笑)!」
倉坂 「上からやな(笑)!」
一同笑
古迫 「応援してるバンド!…かな(笑)?なんだろうな…同い歳ですし…」
ー はい
古迫 「去年のMISOJI CALLINGに出演してもらって、その後ぐらいからバンドを取り巻く状況も変わっていったみたいで。年齢的にね、それぞれのメンバーの人生というか…色々な変化があって…」
倉坂 「うん。うん」
古迫 「おない年ですし、craft rhythm templeとすごく似たような状況もあって…」
ー はい
古迫 「もう、どんどん他人とは思えなくなってます」
ー 同世代ならではの…
古迫 「で、色々なことを乗り越えて心機一転バンドをがんばろう!とCDを発売したのですが、トラブルがあって発売日にCD屋さんの店頭にCDが並ばなかったという事件があったり」
ー 自転車でfulaのメンバーがCDを直接お客さんに届けます!みたいな事やったりしてましたよね
須田 「古迫さんがtwitterで”俺も手伝う!”って言ってましたもんね」
古迫 「本当にね…音楽が好きなので…がんばって欲しいな!って」
須田 「こんなに良いバンドがね…もっと世にでてほしいですよね。音楽性はね、もう最高ですよ!」
倉坂 「夏フェスや、野外のフェスで栄えそうな超ハッピーな音。去年のMISOJICALLINGでもめっちゃ良かったもん!ある意味で…MISOJI CALLINGのコンセプトに一番あってるバンドかも」
ー はい
倉坂 「ある程度の年齢で、良い音楽をやっているから…もっと人目に触れて欲しい!…みたいな…”僕らにできる事ないですか?じゃMISOJI CALLINGに出てよ!”みたいな(笑)」
須田 「去年はタイムテーブル的に僕、見れてないんですよね…」
倉坂 「お客さんもいっぱいだったしめっちゃ良かったよ!」
ー 若いバンドマンにも見て欲しいですよね
須田 「そりゃ、そうですよ!」
古迫 「見て欲しいですねー!」
須田 「ちょっとレベルが違いますよ…演奏力とか!」
ー 音楽ってこんなに楽しいんだ!っていうのを体感して欲しい!
倉坂 「うん。若いバンドにね、”ライブの流れをもっと考えろ!”とか”MCの内容も考えて練習しろ!”とか仕事柄よく言うんですけど、言いながら”実はそういう事でもないんだよなぁ~”とか心の中で思ってる自分もいるんですよ」
ー はい
倉坂 「良い音楽をしっかり良い演奏でやって会場の雰囲気さえを作ってしまえば、そんな事を考えなくてもお客さんを持っていけるんだよ…というのを、ぜひfulaを見て、体感して欲しい!」
古迫 「この年齢から来る…辛さとか悲しさを楽しさに変えれてるバンドですから…すごい説得力ありますから。表面上でイエーイ!ってやてるだけのバンドじゃないので」
須田 「もうタイムテーブルも出てると思うのでね、見てもらったらわかると思うんですけど、fulaからcraft rhythm templeっていう流れがね、ドラマチックになるんじゃないでしょうか」
倉坂 「二年目のfula!」
須田 「数少ないおかわり枠ですから」
花柄ランタン
ー 花柄ランタン!
須田 「やったー!」
倉坂 「ここは…なんか変な決まり方したよね(笑)!?」
ー そう。去年、タイムテーブルを考える時に、1バンドでも多くやっぱり出演してもらいたいな…て、12:30スタート予定だったんですけど、はじまりを15分繰り上げて、オープニングゲスト的にイヌガヨに出演してもらったんですよね
古迫 「はい」
ー そのオープニングゲスト枠
倉坂 「花柄ランタンは主催者みんな呼びたい…って思ってたのに”誰が言い出すんだろう?”ってお互い様子を見てたら、誰も言い出さなくて、けっきょく最後の最後に声をかけてしまった…っていう(笑)」
ー みんな、倉坂さんがいつ言うのかな?って待ってただけだと思いますよ。ある種、村上って…倉坂さんの一番弟子じゃないですけど、ずっと近いとこにはいるじゃないですか?KANA-BOONの鮪よりも…村上の方が一番弟子感はあるんじゃないですか?
倉坂 「うん。あるかもね(笑)。一応、一番弟子が村上で、二番弟子が神頼みレコードの山省、三番弟子がKANA-BOON鮪みたいな感じでした。当時は」
ー 僕らから”花柄ランタンどうですか?”って言いにくい
倉坂 「ほー」
ー 倉坂さんが言うんなら、花柄ランタンに出演をお願いする事になるんだろうな…というとこで、みんな置いていた気が
倉坂 「って事は、全部、俺のせいか(笑)!?」
笑
倉坂 「でも、twitterで”MISOJI CALLINGに出れて嬉しい!”って言って、花柄ランタンが30秒動画であげてた曲はナードマグネットのカヴァーだったけど(笑)」
一同 笑
倉坂 「そこはThe denkibran違うんかい!?って(笑)」
須田 「ありがとうございます(笑)!」
ー 良い二人組
倉坂 「ちゃんと評価されてるのは嬉しい」
ー 二人組のアコースティック形態だけどイベントの一発目に出演してもらう…というのは、それなりの意図もあるのでね、ぜひ、最初から見に来て欲しいですね
倉坂 「…毎回、村上の話ばっかりになっちゃと、村上がもうひとつやってるMOTHER2のBa杉本君がすねちゃうので…」
ー いや、今回はMOTHER2出ませんから(笑)!
倉坂 「いや…本当にみんな好きだよ!というのはこの場を借りて伝えておきたい(笑)」
須田 「村上君はね…天才…天才型でしょ!」
古迫 「うん。そう思います」
倉坂 「高校生ではじめて村上と出会った時ね、”くるりが好きで!”って話をして。オンコードの使い方が…とかコード進行の話が好きで、すごく高校生の頃から良い曲を作る子でしたよ」
ー はい
倉坂 「…ただ、村上君はあんまりがんばれない子だったんでね…(笑)。今でこそ色々とがんばってますが」
ー 良い相方を見つけましたよね。ぷきちゃんは良い歌い手ですからね
倉坂 「うん。良い曲を作って、それをみんが聴いて反応してくれて評価されて…ってのは当たり前の事だけど、それはすごく嬉しいです」
ー 今、独特の立ち位置にいますよね。古迫くんは花柄ランタンは?
古迫 「花柄ランタン…というより、村上君は僕もずっと好きだったんでね。倉坂さんもさっきチラッと言ってましたけど”センスめちゃくちゃあるのにがんばらない子”っていうイメージでした(笑)」
一同笑
古迫 「花柄ランタンになって…良い相方を見つけたな!という印象です」
須田 「がんばりすぎなくても今の形だと成立しますからね」
古迫 「ちゃんとやれよ!とはずっと思ってました(笑)」
ー 場数やステージ経験を積んで最近は良い感じにこなれてますよね
倉坂 「花柄ランタンは去年のミナミホイールの3日目のトリだったんですんけど、もうイベントのオオトリをしっかりつとめる良いライブしてましたからねぇ。成長して立派になったなぁ…って感じです」
ー 今の花柄ランタンってどんな場所でも良いライブしますもんね。カフェでも、ライブハウスでも、サーキットでも…。今回は一発目に花柄ランタン…という事でどんな事をしてくれるか楽しみですね
倉坂 「ドキドキ」
須田 「大好きです!」
コロコロボンボンズ
ー コロコロボンボンズ!
須田 「西岡っ!…ここは自薦枠ですよね?」
倉坂 「ありがたい事に自薦バンドはいっぱいいたんですけどね。超自薦枠(笑)。去年のミナミホイールの深夜に南堀江knaveでやった深夜イベントにね…ナードマグネット、craft rhythm temple、Emu sickS、桜草…と出てて、コロコロボンボンズも出てたんですよね」
須田 「あれは今思い返すと、今回のMISOJI CALLINGのプレイベントみたいでしたね」
古迫 「ほんまや!」
ー 結果的にですけどね…
須田 「あのイベントの時にコロコロボンボンズは完全な初見だったんですけど、西岡君はワニのいる生活の時から面識ありましたけど…ビックリしましたよ。かっこいい!!って。bassの子とか若かったですよね?」
倉坂 「たぶん、18か19ぐらいじゃなかったっけ?あの子もBass持たすと絵になってかっこいいよね。色っぽい感じ。ギターもレフティのストラトを右で持ってて、ジミヘンリスペクトみたいな爆音なんだけど…意外にフレーズはジミヘンじゃない感じとかが超好きです(笑)」
ー メンバーもステージ栄えする感じですよね
倉坂 「あと、西岡君がね…DENIMSのおかゆちゃんが前にやってたバンドでドラムを手伝ってたり…たしか、Kidori Kidoriと同級生だったはず!」
須田 「それなりに西岡君とは付き合い長いんですね…?」
倉坂 「気がつけば長いのかも。西岡君は”真面目なのにロック!”みたいなイメージ(笑)」
須田 「若いのに…ジャンル的には若さを感じない…というか、最近あんまりない感じですよね」
ー たしかにサイケっぽいガレージバンドって最近ちょっと少ないですもんね
倉坂 「初期から中期に行きかけのゆらゆら帝国の正統な後継者…みたいなイメージはありますかね」
須田 「うん。そうそう!」
古迫 「ワニのいる生活の頃ってバリバリにバンドをやってる人!ってイメージだったんですけど、もう最近は落ち着いて…それこそ趣味というか、好きな事だけをやるバンド…ぐらいの感じになってるのかな?と思ってたんですけど、この前に共演した時全然そんなことなかったですもんね」
須田 「オーデションものもけっこう出てますもんね?」
倉坂 「Bassの板東さんが若いから…って十代白書とか出てて笑ったけど(笑)」
ー バンドごっこも確か同じ感じで十代白書に出てた(笑)
倉坂 「ワニのいる生活が止まって…ドラムを探してるバンドって多いから色んなバンドから西岡君はドラマーとしての加入の誘いもあったかとは思うんですけど…。やっぱり西岡君が自分で作った曲をけっきょく歌いたい人なんでしょうね」
ー SOCORE FACTORYの一発目!
倉坂 「うん。独自の”ロックンロール論”みたいなのがすごくあるバンドだと思うのでね。頭からイベントを色々とかき回して欲しいです!」
ペケキング・テリー
※ここでフライヤー配りをしていたARKSのメンバー二人が乱入
ー よりによってペケさんの時に…これ明日香ちゃんに向けての公開セクハラみたいになりませんか(笑)?
古迫 「じゃ、ARKSの二人からペケキング・テリーを紹介してもらいましょう!」
須田 「とりあえず、MVを見てもらって明日香ちゃんに一言だけ感想をもらったらいいんじゃないですか?」
ー でも、かめまん…
ARKS 「?」
倉坂 「かめまん しか映像ないからな…」
古迫 「かめまん しかないですよね?」
須田 「かめまん…」
ー かめまんでいいんじゃないですかね?
明日香(ARKS) 「かめまん…」
明日香 「かめまん…って何なんですか(笑)?」
倉坂 「広島に実在する ホテルかめまん っていうのがあって…、そのホテルかめまんの歌ですね(笑)」
ー どう説明していいのかわからない…(笑)
明日香 「これって、どういうことなんですか…(笑)?」
ー 簡単に言うと…ほとんど下ネタ(笑)!
一同 笑
倉坂 「ペケキング・テリーは基本、時事ネタ…ワイドショーで報道されるような三流ゴシップみたいな事をギター1本で歌う人なんですね。この曲はちょっと例外でツアーに行った時に泊ったホテルが かめまん で面白かったから、それを歌にした感じ」
ー たぶん、かめまん っていう名前を言いたかっただけなんだと思います(笑)
明日香 「面白いですね…(笑)」
倉坂 「ペケキング・テリーを知ってる人が見たら面白い映像なんですね。ペケキング初心者向けではない気がする(笑)」
ー いや、じゅうぶん面白いですけど(笑)。一応、明日香ちゃん感想を言っとく?
明日香 「吐息…」
ー 吐息(笑)!?
明日香 「吐息が良いセンスしてるなと思いました(笑)」
須田 「めっちゃ上からやなぁ…(笑)!」
倉坂 「一応、彼は自分のことを 放送禁止コミックソング とカテゴライズしてます」
須田 「政治的にも放送したらまずい歌もいっぱいあるので…(笑)」
ー おっちょ(ARKS Ba落合)は?
落合(ARKS) 「いやぁ、生で見たくなりましたね」
倉坂 「おっちょは、どっかで見たことあるんよね?」
落合 「VARONだったかな…どこかで一回見た事はありますね!」
倉坂 「うん…やっぱりこの映像だけだとわかりにくい気がする」
須田 「ライブだと、ネタの解説をしっかりしてから曲にいくんでね。今だと…ヤバイTシャツ屋さんみたいなスタイル!」
倉坂 「フリップ芸のさきがけではありますね(笑)」
須田 「曲の背景の解説から入るのでね…スッと曲にいける」
倉坂 「ちょっと曲のネタが古くなってきてるのでね、若い子に通じるかはちょっと不安なんですが」
須田 「かなり前になるんですけど、塚本のブラボージャックパーティっていうサーキットイベントで、ペケさんは確か5時間耐久ライブっていうのをやってた…(笑)。サーキットイベントのタイムテーブルで1会場だけ全部ペケキング・テリーって書いてる会場がある(笑)」
古迫 「今年はね、最後の1組がなかなか決まらなくて、あそこは?あそこは?と色々と名前が上がったんですが、みんな”う~ん…”って感じだったんですけど」
倉坂 「うん」
古迫 「誰かがペケキング・テリーの名前をあげたら、全員賛成で一瞬で決まった(笑)」
須田 「すぐに呼びましたもんね!」
古迫 「だから…今年の目玉ですよね(笑)!」
須田 「台風の目…あの、僕がtwitterであまりにもペケキング・テリーの名前を出すもんだから、お客さんから”去年のSuperfriendsみたいな感じですね!?”って聞かれて…」
古迫 「それは違う(笑)!!」
倉坂 「最初、僕がメールで軽く出演オファーしたんですよね」
ー はい
倉坂 「そうしたら “サーキットでもキットカットでもなんでもいいけど、アニソンを歌ったら良いの?オリジナルを歌ったら良いの?” っていう全然意味のわからない返信が来て…(笑)」
ー 笑
倉坂 「いや、思ってるよりもマトモなイベントやで?って送りなおしたら、すぐに”以前、くるりが主催フェスに石川さゆりさんを呼んだ雰囲気が、僕の立ち位置ですね!?オッケーです!”って返信がきた(笑)」
ちなみにペケキング・テリー氏に電話してから詳細をメールしたら来た返信はこちら。そういう立ち位置です(笑)!
↓以前、くるりが主催フェスに石川さゆりさんを呼んだ雰囲気が、僕の立ち位置ですね!?オッケーです!https://t.co/8XkzxrMHHT
— 倉坂@The denkibran (@thedenkibran) 2016年3月2日
古迫 「よくわかってらっしゃる…(笑)」
倉坂 「ペケキング・テリーは生で見て欲しい!!」
※ここでARKSは帰宅。巻き込んでごめんなさい。ありがとうございました。
ARKSの初の全国流通ミニアルバム”Image”は全国のCDショップで絶賛発売中です。
GOODWARP
倉坂 「GOODWARPは…完全に僕の勘違いからはじまった感じが…(笑)」
須田 「ああ、そうでしたよね!」
倉坂 「”GOODWARPのメンバーがcraft rhythm templeの事を好きらしいよ?”みたいな噂を誰かから僕が聞いて…それを古迫君に言ったんですよね」
古迫 「そもそも、GOODWARAPはずっと気になるバンドではあったので、MISOJI CALLINGに出演のお願いをしてみたいよね?って話をミーティングでしてたんですね」
ーそうそう
古迫 「そうしたら倉坂さんが”GOODWARPって、craft rhythm templeのこと、めっちゃ好きらしいで!”って言ったんですよ」
一同 笑
古迫 「そんな話を聞いたら、え!?じゃ、それMISOJI CALLINGに呼ぶしかないじゃないですか!?って話になって盛り上がるじゃないですか?」
倉坂 「盛り上がりましたね」
古迫 「もう、その後すぐにGOODWARPのライブに挨拶に行ったんですよ…。そうしたら”あ、どうも。はじめまして”って返された(笑)」
倉坂 笑
古迫 「僕としては”craft rhythm templeです”って言ったら、”ああ~!!”っていうリアクションが来ると思ってるじゃないですか?それが…(笑)」
ー この人、誰なんだろう…?って感じの…(笑)
古迫 「はい」
倉坂 「完全に僕の勘違いでした(笑)」
古迫 「勘違いでしたけど…結果的に出演してくれることになって…」
倉坂 「うん。勘違いしてみるもんですね。craft rhythm temple的には待望の初共演よね?」
古迫 「はい。色んな人に、craft rhythm templeはGOODWARPと合いそう!って言われ続けてきたんでね…。ようやく絡めるな…って嬉しいですね」
ー 嬉しい!
古迫 「ここ最近のシティポップブームとかあるじゃないですか?GOODWARPってその先駆け…って言ってもいいんじゃないですかね?けっこう早い段階からこういう音出してましたしね。GOODWARPはもちろん今でも人気のあるバンドなんですけど…もっともっと評価されるべきというか…もっと人気が出ても良いバンドだと思ってます!」
須田 「完全に初見なんですよね…」
倉坂 「僕も生で見た事はないんですよね。この曲すごく良いですよね!」
須田 「良い!GOODWARPの発表で、やっぱりお客さんの反応もすごくありましたしね。盛り上がりそうですよね!」
古迫 「去年もおんなじような事を言ってましたけど…これを機にGOODWARPさんと仲良くなれたら良いな!と思ってます(笑)!!」
愛はズボーン
ー ここは須田くんよね?
須田 「はい。大阪のライブハウス界隈なら…ご存知のって感じじゃないですか?」
ー はい
須田 「愛はズボーンは…僕は本当にすごいと思ってるんですけどね。本当に面白い事をやってると思う…」
須田 「なんだろう…僕は愛はズボーンの事はすげー志が高いバンドだと思ってるんですね」
ー 志?
須田 「趣向としてはめちゃくちゃマニアックなのに…マニアックな事をやりたいはずなんだけど、それだけじゃ駄目だっていうのをわかってるから、それをいかにポップで面白くするか…どうしたら、みんなが面白がってくれるだろう!?っていうのを、すっげぇぇぇ計算してやってると思うんですよ」
ー ライブで風船を飛ばしたり…とか?
須田 「あれも”僕達はThe Flaming Lipsになりたいから!”ってはじめたらしいんですよ!」
倉坂 「ああ、なるほど!でも、あそこの風船を飛ばすとこのドラムでガぁーっ!!っていく感じは…完全にThe WHOじゃない(笑)?ライブを見てて、”あ、キース・ムーンになった!”って毎回思う」
須田 「めちゃくちゃ考えて…結果、アウトプットされてる物が敷居の低い感じになってるから、あれだけ若い子が好きになってくれてるんじゃないかな?って思ってます」
倉坂 「たしかに。入り口の作り方、すごく上手いバンドですよね」
須田 「本当に上手いですよね!」
倉坂 「で、バンドマンのけっこう音楽に詳しいようなヤツが聴いても”あ、かっこいい!”ってなるし」
須田 「でね、愛はズボーンのライブを見て、ギターをはじめる子もいるんじゃないかな?って僕は思うぐらいキラーフレーズの嵐なんですよね!」
ー しなやかで…ライブが強い!イメージ
須田 「本当に色んな音楽から持って来てるんだろうな…って。いっそのこと、一回、メンバー楽器を置いて、マイクだけ持ってヒップホップとかやってみても面白いんじゃないかな?って思ってます(笑)」
ー それ、岡崎体育とやってたから…
須田 「そうそう!あれを見て”これ!これ!”って思った。あれも超良いですよ!岡崎体育さんとのコラボのやつ!あれでライブして欲しいですよね」
倉坂 「ポップだけど曲の構造が面白いですよね。ちょっと違うけど、モルグモルマルモとかと通じるような…。違うんですけどね」
ー 何の予習がなくても愛はズボーンのライブは楽しめると思うのでね!
古迫 「実はまったく見た事がなくて…。曲もほぼ知らないぐらいの感じで…」
倉坂 「へー!」
古迫 「もちろん名前は知ってるし、いま勢いのあるバンドっていうのは知ってるんですけど…。だから実はけっこう今ライブを見たいバンドではあるんですよね。岡崎体育とのコラボのMVは見てたんですけどね…」
ー あれは見てたんや(笑)!?
古迫 「あ、かっこいい!て思った。センスありますよね…!」
須田 「最後が爆発で終わるあたり…わかってるじゃないですか(笑)」
ー スチャダラパーとかBeastie Boysとか…あの年代の雰囲気ですよね
倉坂 「世代的に落ち着く音ではある(笑)」
古迫 「だから、僕の愛はズボーンのイメージがこれなんですよね(笑)」
CUSTOM NOISE
須田 「今年のMISOJI CALLINGの出演者発表で…バンドマンが一番盛り上がったのがCUSTOM NOISEでしたよね!」
ー あ!そこ出るんや!?って盛り上がってた…けど、これは22~3歳以下の人はキョトンとしてる感じもしますが(笑)
古迫 「本当に…おかえりなさい!ですよね」
ー MISOJI CALLINGが16ヶ月ぶりのライブって言ってた(笑)
倉坂 「CUSTOM NOISEを知らない人は想像しにくいかとは思うんですけど…大げさに言うと、一時期、関西のライブハウスシーンがCUSTOM NOISEをハブにして、こう、ぐわーっと繋がってた時期っていうのがあってですね…」
ー CUSTOM NOISEは一時期のモーモールルギャバンやtricotみたいな…200人キャパのライブハウス最強の座に君臨していたイメージ
倉坂 「で、若手の面倒見が異様に良かったんですよね。一番最初にEmu sickSに目をかけてくれた年上ってたぶんCUSTOM NOISEだったし…」
須田 「実際、Emu sickSの音楽を聴いたら、どこかしらCUSTOM NOISEの影響を受けてる…というのもわかりますしね。モロですよね!」
倉坂 「たしか府大の学園祭でEmu sickSのメンバーがCUSTOM NOISEのコピーをした…とか言ってたような…(笑)」
笑
倉坂 「面白いですよね。craft rhythm templeがいて、Emu scikSがいて、Kidori KidoriがいてそこにCUSTOM NOISEがいる!っていうのは、あの頃の匂いもちょっとあって…」
古迫 「Emu sickSがはじめてCUSTOM NOISEに出会ったイベントって、craft rhythm templeも出てるんですよ」
倉坂 「CUSTOM NOISEってそれなりにcraft rhythm templeにはじめて衝撃を与えたバンドって言ってなかったけ?」
古迫 「はい。若い頃…バンドをはじめたての頃って尖ってるじゃないですか?まさにバリバリ尖ってた頃で…。なんだろ…同じような立ち位置の…ライブハウスで共演するようなバンドを見ても何も思ってなかった頃があって…」
ー 俺たちが一番だ!的な?
古迫 「そうそう!まさにそんな感じ。そう思ってた」
倉坂 「まぁ、みんなそういう時期ありますからね(笑)」
須田 「あるある!」
古迫 「…って思ってたんですけど、はじめて叩きのめされたバンドなんですよ!”インディーズでこんなにかっこいいバンドいたんや!?”って…。だから、ずっと僕のなかでは超えたい存在ではあるんですよね。ジャンルはちょっと違いますけど」
ー 壁なんだ…
古迫 「けっきょくCUSTOM NOISEの勝ち逃げみたいになってたんでね…」
ー ああ、活動のペースも落ち着いちゃって…
倉坂 「良いキーワード出たね!”勝ち逃げするな!CUSTOM NOISE!”みたいな(笑)」
古迫 「ちょっと帰ってこい!と」
ー 呼び戻した(笑)!?
古迫 「ジャンル的にはEmu sickS辺りが近くて…とかあるんでしょうけど、僕はCUSTOM NOISEに対しては燃えてます。一番勝ちたいバンドです!」
ー Kidori KidoriのDr川元君も”CUSTOM NOISEは見たい!”ってtwitterでつぶやいてましたしね。ナードマグネットはCUSTOM NOISEと共演した事は?
須田 「僕はないんですよ!たぶん、ナードマグネットのGtの藤井は…」
古迫 「藤井はありますね!ナードマグネットの前にやっていたRickettsiaで…!」
ー じゃ藤井は思い入れも深いですかね?
須田 「深いんじゃないですかね?」
倉坂 「CUSTOM NOISE、craft rhythm temple、Emu sickS、Kidori Kidoriなんてイベントもやりましたもんね…」
ー はい
倉坂 「今年のMISOJI CALLINGはそういうとこも楽しいとうか…キュンとします。あの頃の仲間が成長してもう一度、戦う!みたいな…」
ー でも、CUSTOM NOISEは16ヶ月ぶりのライブなんで若干の心配も…(笑)
須田 「前ってSOCORE FACTORYの杮落とし公演ですかね?キュウソネコカミとかカッパマイナスと一緒に出てたやつ…」
古迫 「たぶん!」
ー 今回はけっこうな数のバンドマンや関係者にライブを見られるのもわかってると思うので、練習の数は少ないなりにCUSTOM NOISEもしっかり調整してくると思いますけどね
倉坂 「うん。特に安齋君は僕と同じ立場なんでね、京都GROWLYの店長もやってるので…」
ー ライブハウスの店長として、普段、若いバンドに色々と言ってると思うのでね、これでショボイライブをしちゃうと…(笑)
倉坂 「若い子から”あんちゃん、実はショボイや~ん!”みたいになっちゃうとね(笑)」
ー 笑
倉坂 「本当にそれをやっちゃうと僕らの場合は今後、仕事にもならなくなるので(笑)」
古迫 「そんな安齋さん見たくない!」
ー CUSTOM NOISEがしょぼかったら…
古迫 「絶対、嫌!!」
ー 楽しいライブになるとは思います。何より16ヶ月ぶりのライブって事で本人達のテンションも高いと思いますしね
須田 「CUSTOM NOISE からの Emu sickSっていうタイムテーブルの流れもね…直系のフォロワーであるEmu sickSがどこまでやってくれるか!?っていう」
ー けっこう主催を含め、CUSTOM NOISEを中心にして繋がったバンドも多いのでね…もっとCUSTOM NOISEには…
古迫 「ちゃんと活動して欲しいですね」
ー ライブの本数を多くはしなくてもいいんですけどね…
古迫 「そうそう。この日限りの復活ってう感じにはならないで欲しい」
倉坂 「本人達の思い出作りのために、こっちもCUSTOM NOISEを呼んだわけじゃないのでね?」
ー 今回のMISOJI CALLINGにCUSTOM NOISEをひっぱり出してこれたのは、それなりに意味があると思いますよ
倉坂 「うん。嬉しかったね」
ー 去年のSuperfriends枠はたぶんCUSTOM NOISEかもしれませんね
須田 「そうですね!」
古迫 「たぶん、そうだと思いますよ!」
倉坂 「”Superfriends枠”って呼び名で定着してるのが面白い(笑)」
古迫 「打倒、CUSTOM NOISEです。みんなでCUSTOM NOISEを倒そう!」
まとめ
ー 以上のバンド達で開催するMISOJI CALLING 2016ですが、最後に主催3バンドの意気込みを…
倉坂 「じゃ僕からいきますね」
ー はい
倉坂 「この前の出演若手バンドの逆対談記事を読ませてもらいました。なんか”叩き潰す”みたいな事を言ってましたが、まだまだアンタらには負けません。なめんなよ?バーカ!!」
ー 笑
倉坂 「The denkibranでした」
ー 今年はThe denkibranがオオトリなんでね!
古迫 「逆対談の話がチラッと出ましたけど…。あの対談記事を読んでて気になったんですけど、”誰が主催者で腹黒いのか?”の話を大幅に割愛してたとこ」
ー はい
古迫 「craft rhythm templeの話をしてた時に”誰が腹黒いのか?”って話で大幅に割愛してやがったので、あれは違う意味でケンカを売られてる気がしました(笑)なので、出る若手バンド達はボコボコにしてやろうかと思ってます。憧れの先輩達にも勝ちにいきたいと思ってます!」
ー CUSTOM NOISEを潰しにいく!…と
古迫 「そうですね!…あと現役感を取り戻すための戦いでもあるので…今年はさらに気合い入ってます!よろしくお願いします!」
須田 「じゃ逆対談の記事から話したほうが良いですかね?」
ー いや、そこはどっちでも…
須田 「とりあえず、林青空ちゃん一緒にオムライス食べにいこう!」
ー オムライスに勝つな(笑)!
須田 「…っていうとこですかね」
ー 終わり!?
須田 「僕らは相変わらず楽しゅうやらしてもらいます」
一同 笑
古迫 「え~!余裕な感じがなんかムカつく(笑)!」
須田 「ロックしていこうぜ!」
古迫 「ナードマグネットのこの余裕な感じをなくしていきたいですよね…須田君のこの笑顔を消したい!」
須田 「いやぁ~!去年に比べたら正直、だいぶ気が楽ですもん!」
ー え?なんで?
須田 「だって出番がオオトリでしたし。今年は僕らタイムテーブルの位置でいうと順トリぐらいの時間帯じゃないですか!?」
須田 「終わってすぐに酒飲んで、The denkibranの頃には泥酔してる予定です(笑)」
古迫 「はや…(笑)!」
倉坂 「須田君は一発目にライブをやって後はさっさと酒飲みたい…とは言ってたもんね(笑)」
ー 主催バンドの世襲制が本当に起こり出したら、そういうのもアリかとは思いますが
倉坂 「まぁ、とりあえず、3年はきちんとやりましょう。そういうのは3回、無事に出来てからね、そういう遊びは考えましょう」
須田 「うん。まずは来年に繋がるような何かを見つけたいですよね!」
古迫 「がんばりましょう!!」
4月2日の予定は空けてますか?
チケットはもう購入されてますか?
タイムテーブルはもうチェックできてますか?
どのバンドを見に行くか決めましたか?
あとは当日イベントを楽しむだけ!!
4/2(土)大阪堀江でお待ちしてます!
開催日 :2016年4月2日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon
時間 :開場開演12:00/12:30【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:51409)
●チケットぴあ (P:290-951)各出演バンドの手売りで発売中
※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください
主催/企画/制作
■ナードマグネット / craft rhythm temple / The denkibran
協賛
■西尾王将会